根管治療| 公式 蓮沼歯科医院|経堂・桜上水・千歳船橋の歯科・歯医者

根管治療

歯科治療の土台『根管治療』について

「根管」とは、歯の中にある歯髄(神経や血管)の入っている細いトンネルのことを言います。
根管治療とは、根管の中の死んだ歯髄(神経や血管)や汚染された象牙質を取り除き、根管の中を清掃し、除菌する治療のことです。
根管治療(歯の根の治療)は被せ物などの土台になる根の治療なので、歯を残すためには非常に大切な処置です。けれども、根管は歯の位置によっては形が複雑で、手探りの作業となります。時間をかけて根管治療(歯の根の治療)を行わないと、根の先まで十分に清掃しきれず、後になってまた病気になってしまうこともしばしばです。
根管治療は、虫歯を削る治療と違って患者さま自身には見えない箇所を処置し、何回もかかる治療です。
痛みがあって来院されたものの、根管治療を数回すると痛みが取れるため通院しなくなってしまう患者さまもいらっしゃいます。
歯根(歯の根)があるからこそ、被せ物などの治療をすることができますが、根の治療を放棄すればその歯を抜くしかなくなる恐れがあります。抜歯の場合、隣接する歯を処置して支えにするブリッジ、インプラント(人工歯根)、入れ歯(義歯)のどれかが必要になることがほとんどです。そうしたことにならないよう、歯の基礎の部分である根管はしっかりと治療しなくてはなりません。

根管治療症例1 30代 女性

  1. 真ん中の歯の根と根の間に大きな病変があり、これが歯ぐきにおできをつくっています。
  2. 神経をとったあとのつめる治療をしっかりやり直しました。(根管充填直後)
  3. 4ヶ月後、口の中のおできは消失して痛みはなく、よく噛めるようになったそうです。
  4. 2年後の健診の状態
    レントゲンの病気(1を参照)が治って新しい骨が再生して力強くなったと思えます。

リスク、副作用とされるもの:

特にありません

費用(税込):

保険内診療

どのような患者に対して治療を行ったのか(患者様の具体的な症状):

痛みはないが、歯ぐきの中がブヨブヨしている

検査方法と診断結果:

レントゲン診断/温度診断・慢性根尖性歯周炎

治療詳細:

前歯の詰め物を外して根管治療を行いました。

治療期間/治療回数:

3週間/10日に1回、計3回で根管充填を行い、初回から5回で冠を被せました。

根管治療症例2 30代 女性

  1. H17年 10月初診 右目が腫れていたい。と来院
  2. 膿を出して清掃後根管充填
  3. その後1年3ヶ月後 病変縮少傾向
  4. さらに4年6ヶ月後 病変ドラマチックに消滅。骨が再生しています。
  5. 10年後 再発していません。
  6. 13年後 再発していません。

リスク、副作用とされるもの:

治療後、顔の腫れが引きにくい場合があります。

費用(税込):

保険内診療

どのような患者に対して治療を行ったのか(患者様の具体的な症状):

右目の下が腫れて強く噛めなくて痛みもあった

検査方法と診断結果:

レントゲン診断/温度診断・急性化膿性根尖性歯周炎

治療詳細:

根管治療開放療法後、根管充填

治療期間/治療回数:

週に1回来医院いただき、計8回。約2ヵ月光CR(光重合型コンポジットレジン)にて充填を行いました。

根管治療症例3 30代 女性

  1. レントゲン健診で、痛みはないが大きな病変がみつかった
  2. 冠(銀歯)をはずして根管充填
  3. 約8年後 大きな病変消滅し、骨が再生しています。

リスク、副作用とされるもの:

特にありません

費用(税込):

保険内診療

どのような患者に対して治療を行ったのか(患者様の具体的な症状):

軽い打診痛がある。だいぶ以前に治療していたので気になっていた

検査方法と診断結果:

レントゲン診断/温度診断・慢性根尖性歯周炎

治療詳細:

ポストを除去して根管治療を行いました

治療期間/治療回数:

1.5ヵ月/約6回

根管治療症例4 40代前半 男性

さし歯の中が「どくどく痛い」という主訴で来院。痛み止めも効かないとおっしゃっていました。(急性化)

  1. 術前 レーザーにて膿を切開して急性化がおちついてから仮歯と根っこの治療を開始
  2. 3ヶ月後 根管充填のレントゲン
  3. 経過 さらに3週間後 土台をつけた
  4. その後 2年経過 病気は縮少・症状もなし

根の治療のやり直しとかみ合わせの調整で病気の再発を防ぐ

リスク、副作用とされるもの:

特にありません

費用(税込):

保険内診療

どのような患者に対して治療を行ったのか(患者様の具体的な症状):

差し歯の歯ぐきがどくとくと脈を打つような痛みを感じていた

検査方法と診断結果:

レントゲン診断/温度診断/咬合診断・急性化膿性根尖性歯周炎

治療詳細:

以前の差し歯を外して開放後、根管内を拡大して、貼薬、その後根管充填しました。
仮歯で1ヵ月様子を見て、症状なし。4年後には病変も縮小していました。

治療期間/治療回数:

2ヵ月/7回

根管治療症例5 20代 男性

  1. むし歯が神経の近くまで進行して、ズキズキ痛むようになった。
    (中央の歯の白い部分の下にむし歯の穴があります。)
  2. 神経をしっかり治療して、銀歯をかぶせました。
  3. 定期健診時にも問題なしで、普通に噛めるそうです。

リスク、副作用とされるもの:

特にありません

費用(税込):

保険内診療

どのような患者に対して治療を行ったのか(患者様の具体的な症状):

以前詰めた銀の詰め物の中が虫歯でズキズキ痛みが出ていた

検査方法と診断結果:

レントゲン診断/温度診断/咬合診断・急性歯髄炎

治療詳細:

麻酔抜髄を行いました。

治療期間/治療回数:

4週間/根管治療を2回、全体で4回で冠を被せました。